「She is a Peach」

 

直訳すると「彼女は桃です」となりますが、欧米では女性をほめるときにそのように話します。「彼女はとっても素敵な人です」という意味になり、美しく健康的でセクシーな女性という最高の褒め言葉になります。桃は甘くておいしいだけでなく香りもすごくナチュラルな素敵な果物ですね!欧米だけでなく日本でも桃は愛されています。桃は美容や健康にも効果があるだけでなく厄除けや恋愛成就にも効果があるといわれています。そんな女性にうれしい桃の素敵な魅力をご紹介いたします!!

桃は美容、健康にとてもいい効果をもたらす果物です。

日本の桃はとてもみずみずしく大変美味しい果物ですが、その成分や香り、色などから女性をきれいにしてくれる様々な素敵な効果があります。桃の主成分はショ糖と呼ばれる糖質になります。またクエン酸やリンゴ酸などの有機酸もたくさん含まれています。カリウム、ビタミンB1、B2、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類やナイアシン、ペクチンなども含まれています。

美肌効果

桃の実に含まれるビタミンCには肌をきれいにし、老化防止の働きがあるといわれています。また、桃の種子種エキスは皮膚をしっとりなめらかにするエモリエント効果が期待されます。

アンチエイジング効果

桃の果汁は皮膚代謝促進、沈静、保湿作用があるといわれています。また、桃の葉エキスは成分としてタンニン、フェノール、アミノ酸、フラボノイドなどを含み、保湿作用、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用があるとされており、肌トラブルを防ぎ、若々しいハリとツヤのあるお肌へと導きます。

保湿効果

潤いのある肌は「バリア機能」が正常に働いて、紫外線をブロックします。肌が潤っていれば、肌のターンオーバーが順調に行われ、しみやくすみの原因となるメラニンの色素の沈着を防いでくれるとともに、化粧品の成分が浸透しやすくなります。美白には保湿が何より重要です。桃の種子エキスには皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせる効果である「エモリエント効果」が期待されます。また、桃の果汁、桃の葉エキスにも保湿作用が多く含まれています。

むくみ解消

桃のカリウム含有量はスイカの約1.5倍と果物の中では多くなっております。また桃の香り成分であるクマリンという成分は抗酸化作用、抗菌や血液凝固作用があるため、カリウムとクマリンの働きで体に溜まった余分な水分や老廃物を排出するためむくみ解消に効果があるといわれています。

高血圧予防

カリウムは血圧を下げる作用があるため高血圧の予防に効果があるといわれています。

便秘解消

桃の食物繊維量は100g中1.3gもありバナナよりも多くなっております。その1.3gの食物繊維の内0.6gがペクチンなどの水溶性食物繊維のため便秘の解消や腸内環境の改善に効果があるといわれています。

疲労回復

クエン酸やリンゴ酸などの有機酸がたくさん含まれているので疲労回復に効果があるといわれています。

ダイエット効果

桃は甘い果物ですがオレンジやグレープフルーツとほとんど同じ100gあたり40kcalの低カロリーです。桃に含まれるイノシトールという成分はコレステロールを下げ、脂肪の代謝を促進して脂肪の蓄積を防ぐ作用があるためダイエット効果があるといわれています。

リラックス効果

桃色は女性をリラックスさせる効果があるといわれています。一般的に桃色は幸せな気持ちにさせ優しい気持ちにさせるほか緊張を和らげて愛や安らぎを与えることから愛情を求めるようになるといわれています。

アロマ効果

桃が持つ優しい香りはアロマ効果があるといわれています。リラックス効果、鎮静効果をもたらすことから女性が感じやすい脅迫観念を和らげてくれる効果があるといわれています。

桃は縁起のいい果物です

桃の歴史

桃の原産地は中国で古くから桃は桃源郷の不老不死の「仙果」として考えられていました。また桃には霊的な力があると考えられ邪気を払うと言われています。日本に伝わったのは紀元前3世紀頃の弥生時代と言われています。日本の古い書物である「古事記」や「日本書紀」にも記述があり昔から日本人に愛されてきた果物のひとつです。中国で生まれた桃は毛がいっぱい生えた硬い果肉で先がとがった形をしていましたが、日本に伝わった桃は自然交雑をして1899年に大久保重五郎氏が上海水蜜桃の系統の「白桃」を発見してそのあと優良な品種が生まれていきました。

桃の節句(ひな祭り)

毎年3月3日に「ひな祭り」や「桃の節句」と呼ばれる女の子の厄除けと健康祈願のお祭りが行われます。ひな祭りは平安時代から始まった風習で宮中の衣装を身にまとったひな人形を飾り女の子の健やかなる成長を願うのが始まりです。ひな人形を飾り、白酒、菱餅、あられ、桃の花等を供えて祀ることから桃の節句とも呼ばれています。中国では桃の木には体の中の悪いものを取り除く力があるとされていることから、桃が魔除けの力を持つということからひな祭りの時に桃が使われるようになりました。